大阪茨木市にあるパーソナルトレーニングスタジオです。
「自分に合ったダイエット方法の選び方」というテーマで書いていきます。
【ダイエットの基本】
ダイエットの基本は、消費カロリー>摂取カロリーの状態にしなければいけません。
消費カロリーは三つの要素があります。
基礎代謝 身体活動量 食事誘発性熱産生です。
この三つが消費される割合はおよそ7:2:1です。
基礎代謝:1日動かなくても消費されるカロリー
身体活動量:動くことで消費されるカロリー
食事誘発性熱産生:食事をした際に熱が発生し、消費されるカロリー
摂取カロリー:食事をとることで摂取されるカロリー
ダイエットは消費カロリー(基礎代謝 身体活動量 食事誘発性熱産生)を増やすか摂取カロリーを減らすことで、消費カロリー>摂取カロリーの状態を作ることが基本です。
【消費カロリーを増やす方法】
消費カロリーを増やすためには、基礎代謝か身体活動量を増やしていきます。
食事誘発性熱産生は食事をした際に熱が発生し、少しだけカロリーが消費されます。
そのため、食事誘発性熱産生からのアプローチは難しいと考えられます。
■基礎代謝を上げるためには
基礎代謝は何もしなくても消費されるカロリーであり、一番カロリーが消費されます。
そのため、基礎代謝を高めることで痩せやすくかつリバウンドしにくい体になります。
基礎代謝を上げる方法は筋肉をつけることです。
筋肉には2種類、速筋と遅筋があります。
・速筋はトレーニングすることで肥大します。
・遅筋はとレーニンングすることで細く強くなります。
そのため、ダイエット(脂肪を燃焼させる)においては筋肉量が増える速筋のトレーニングが重要です。
ここで、筋肉を肥大させると聞くと、腕や脚が太くなりそうで抵抗を持たれる方がたくさんおられると思います。
しかし、みなさんが想像される太い筋肉をつけるためにはかなりのトレーニングを積まない限り、目に見えるほど太くはなりません。
筋肉を肥大させるというより、活性化させるという表現のほうが適切かもしれません。
速筋のトレーニング方法は別の記事でご紹介します。
■身体活動量を増やすには
TRFのダンスDVD カーヴィーダンスなどは主に身体活動量を増やすためのエクササイズです。
また、よく行われる方法はウォーキングやランニングです。
これらを継続できる方はそのまま続けられると良いと思います。
よくウォーキングを行う際に、腕を大きく振る 大股で歩くということを良く耳にすると思います。
腕を大きく振ったり、大股で歩くことでよりカロリーが消費されます。
つまり、より消費カロリーを高める方法として紹介されています。
最低でも30分以上、理想は1時間以上が目安です。
1日の中で分割して、合計1時間という形でも良いと思います。
ただ、ウォーキングやランニングは継続できない方がたくさんおられると思います。
身体活動量はとにかく動けばカロリーが消費されます。
掃除、買い物、カラオケ、ボウリング、バッティングセンターなどなどとにかく動く時間を長くすることでカロリーは消費されます。
継続できない方は、自分の趣味や遊びを利用して、気分転換になることで身体活動量を増やすと良いと思います。
【摂取カロリーを減らす】
よくある、一食置き換えるシェイクやするめダイエットは摂取カロリーを減らすための方法です。
摂取カロリーは単純に食べる量を減らせば良いのですが、注意点があります。
リバウンドしやすいということです。
確かに食事量を減らすと摂取カロリーが減り、消費カロリー>摂取カロリーの状態になるため徐々に体重が減っていきます。
しかし、目標体重になり、食べる量を元に戻した途端、消費カロリー<摂取カロリーの状態に戻りリバウンドしてしまうというのがよくあるケースだと思います。
無理な食事制限は一生継続することはできません。
上記のように食事量を元に戻すとリバウンドしてしまいます。
そのため、習慣化できるある程度の食事量で徐々に体重を落としていく方法がリバウンドを避けるためには最適だと思います。
以上のことが、ダイエットの基本的な考え方です。
ダイエットは基礎代謝 身体活動量 摂取カロリーからアプローチしていきます。
現在はたくさんのダイエット方法が紹介されていますが、全て基礎代謝 身体活動量 摂取カロリーのどれかをターゲットにしたものです。
どの方法が正しいということはありません。
どの方法でも継続できれば痩せることができます。
工夫して、試行錯誤を繰り返し、習慣化できる方法が一番良い方法です。
無料カウンセリングを行ってますので、ご相談されたい方は問い合わせホームよりお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
Ishida style:パーソナルトレーナー 石田俊介
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